くつがえる著『搾り取らないで、女商人さん！！』(第9巻)を紹介／レビュー。
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紹介／感想
最弱のショタっ子冒険者・ラビくんと、ムッチムチいじわるコミュ障女商人・フィロのお色気ダンジョンファンタジー第９巻。
前巻で、ダンジョン・タルタロスの第３０階層にとうとう突入するも、主人公ラビくんの腕輪に隠された秘密が明らかになり一度帰還することに。第九巻は、過保護すぎる最強の姉・コニーと対峙するところから始まります。
作者コメントにもあるのですが、今巻、お色気要素は控えめで、とにかく物語が大きく動き出します。あっついです。激アツです。このエッチさと熱さのバランスは、『つぐもも』クラス。最高でした。
これまで謎に包まれていたラビくんが「なぜ弱いのか」も、今巻でとうとう明らかになります。終章が見えてきているのか、この先にまだ新たな展開が控えているのか、そのあたりはまだ不明ですが、少なくとも第一巻から続く大きな物語が少しつづ終わりに近づいていっていることが予感されます。
ラビ・フィロ、二人の成長に感動しつつも、圧倒的強者としての恐怖を叩きつけてくる姉のコニーがまたやばい。迫力が爆発です。
九巻後半も、決意を固めたラビくんの活躍と、高すぎる姉の壁が存分に描かれます。ここからラビくんはどうやって巻き返すのか。必見のバトルの開幕です。まじで、読み始めるなら今がチャンス！
今巻のみどころたち
いろんな意味でピンチを助けてくれるダニエラさん
物語的にもお色気要因的にも、いろんな意味で助けになるダニエラさんは今巻も大活躍。
特に、コニーと対峙するダニエラさんは必見です。バケモンとバケモンのぶつかり合い。お前ら強すぎだろ、と。
その戦いの中で、ダニエラさんがある技を繰り出すのですが、もうビジュアルが色々と大変なことになってるのでそれも見逃せません。
姉ちゃん、怖すぎ
これまで、異常なブラコンかつ強すぎる姉というところで、某ワンターンキルする姉なんかも思い出されていた彼女でしたが、ここに来て全力でヒール役へと転換。あまりにもこじらせすぎた愛を、圧倒的な能力で支えるもんだから、もう手のつけようがありません。
つか、まじでラビはなんとかなるのか？ あまりにもコニーが強すぎて、このあとの戦いのビジョンが一切ありません。
電子特典(?)も必見
おそらく電子特典だと思うのですが、毎度おなじみのおまけ漫画も最高です。
本編でエロ要素が入れられなかった分なのか、今回ももうはっちゃけまくり。衣服消化、足◯キ、ケモ、頭がフットーしちゃうあれ（逆バージョン）と、性癖が爆発します。
ありがとうございます、と漫画の映し出される画面に向かって３回は拝みました。
まとめ
激アツ展開で目が離せない第九巻の感想でした。早く続きが読みてぇ！
