ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

心の中に飼うべきちいかわキャラクターランキング

みんなだいすきちいかわ。今日はそんなちいかわにいる数多の魅力的キャラクターの中から、私ささざめが独断と偏見で決めた「心の中に飼うべきキャラクター」ランキングを紹介したいと思う。

10位 くりまんじゅう

酒と美味いツマミのことしか頭にない。美味しいものが生きる糧だという人は多いと思うので、既に彼が心のなかに住み着いているという人もいるだろう。

ちいかわワールドならなんら問題ないのだが、現実世界で彼のマネをすると、十中八九、生活習慣病になり医者の世話になること間違いなしであるため注意が必要。

9位 シーサー

ひたむきで一生懸命。最も現代人に近い生き方をしているといっても過言ではない。

夢に向かって努力しているというような人は、彼に共感して頑張ろうという気分になるのではないだろうか。

ただ、その目的地となっているのが「お酒の資格」というよくわからないものなのでこの順位。

8位 モモンガ

その生い立ちから、完全なるヒール的立ち位置であるにも関わらず、とにかく見た目が可愛らしいという1点から人気を保持し続けているキャラクター。

その傍若無人ぶりは、息苦しい毎日を送る現代人にはむしろ必要なものなのかもしれない。

しかし、実際にモモンガのような立ち振舞をすれば、たちまち周囲の人はいなくなるので、真似するのは非常に危険。古本屋みたいな友達がいないなら心にこいつを飼うのはやめたほうが良い。

7位 ポシェットの鎧さん

存在そのものに謎が多い鎧さん。ちいさくて可愛いやつらばかりのちいかわワールドにおける強者たちの一人。

そのビジュアルに反して、可愛いものが好きというギャップがたまらないし、自分の姿に関係なく好きなものを追求する姿勢は、現代人に必要な価値観の一つだろう。

しかも行動力もある。あとCVが杉田でなにかと美味しい気がする。

6位 ちいかわ

本作主人公。圧倒的に弱く、すぐに涙を流すため、心に彼(彼女?)を飼っても良いことなんてないだろうとも思われる。

しかしながら一方で、圧倒的主人公補正による、ここぞというときの活躍には目を見張るものがあるし、家を当選させるという圧倒的な豪運の持ち主でもある。

更に、溢れ出る無能感に反し、作中屈指の人気キャラとなるハチワレ・うさぎとの親友として収まっているというところからも、姫キャラとしてのメンタルが備わっているとも考えられる。

「なんとかなれーッ!」はハチワレの台詞ではあるものの、作中もっともなんとかしてきたのはちいかわであるので、ここぞというときにはちいかわを心に宿し、泣きながら挑戦すればなんとかなるのではないか。

とはいえやはり精神的にも肉体的にも、あと頭脳面でも弱いのでこの順位。

5位 ラッコ

みんなのお師匠。かっこいい。強い。それだけで心に飼う価値がある。可愛いし。

4位 あのこ

圧倒的可愛いと圧倒的強者が同梱した夢の存在。

自由奔放さではモモンガと同等であるものの、それ以上にのびのびと世界を楽しんでいる感じがあって、作中でももっとも心に余裕があるキャラの一人だろう。

なんかムカついたことがあっても、「ま、こんなやついつでも◯せるしな~」と筋トレに目覚めた人のようなマインドが持てて健康的なのではないだろうか。(物騒だが)

3位 ハチワレ

本作でも最も人気の高いキャラの一人。圧倒的可愛さと、巧みなワードセンス、独特な節回しで誰もが虜になる。

「なんとかなれーッ!」「〇〇…ってコト!?」「泣いちゃった!」など、勢いがあったり、煽り性能が高かったりする台詞が盛り沢山であるため、心に彼を一人飼っているだけで、まるで自分がハチワレになったかのように日常を彩ることができる。

ラッコに可愛がられていたり、ちいかわの落ちた草むしり検定に自分は一発で受かっていたりと、能力的にも優れている。

ただし、その人気と実力に反して、その不幸っぷりも特徴で、「喜びがない~…」に代表されるような悲しいシーンや、無表情嘔吐イラストがこよなく愛されているなど、マイナスポイントも多いのでこの順位。

友達になるならハチワレなのだが、ハチワレになりたいかと聞かれるとなりたくはない。そんな感じ。

2位 でかつよ

ちいさくて可愛いやつが多数登場する本作における圧倒的異物。

強者としての力はありつつ、その推測される経歴があまりにも悲惨で、彼の心境を想像するだけで心が痛むほど。

しかし、彼の持つ強い「奪還」「復讐」の意識は、この辛い現代社会を生き抜いていくうえで大きな原動力となるだろう。

「地獄の底まで追いかけてやる」「あいつだけは許さない」というメンタルモデルとして、第二位に選出した。(作中でそんなことは全く言ってないが)

1位 うさぎ

どんな場面でも「ハァ?」「プルャ」「ヤハ」で返答し乗り切る異常者。奇人。変人。しかしながら主人公チームの一員としてすっぽり収まっている。

その能力の底はしれず、どんなときでも飄々としていて、最終的に彼がいれば死にはしないだろうという安心感がある。それなのに、全く「無責任」という感じがしない。うさぎならしょうがないか、と周囲を納得させる存在。あまりにも世渡りが上手い。

現実で彼のように振る舞うことは流石に不可能ではあるだろうが、心に彼を住まわせ、ムカつく上司に「ハァ?」をぶつけまくってもらうもよし。辛いときに心の中のうさぎを眺めて、のんびり自由に過ごしている彼に癒やされるもよし。攻防揃っているのがうさぎだ。

文句なしの第一位である。

まとめ

あなたの心に飼いたいキャラクターは見つかっただろうか。

ちなみに、今日も私の心の中のうさぎは、私の言動に「ハァ?」とケチをつけてくるのであった。


選外(おまけ)

古本屋

元は灰色モブの一員だったところから、モモンガの親友ポジに収まるという、作中屈指の出世キャラ。

ほんわかとしたそのキャラクターと見た目は大変可愛らしいものの、モモンガとの関係性萌えもあったりと、キャラクターとしての扱いは悪くないのだが、どうしても搾取される側の感じが否めないため、心に飼っても特に役には立たなさそう。

パジャマパーティーズの緑の子

言わずとしれた天才。名曲『パジャマパーティーズのうた』を作るに留まらず、『キッチンのひみつ』『これは新芽だよ』『ガイコツ』と、新曲を生み出し続ける。

能力は高いのだろうが、孤高のアーティストタイプと言う感じで、なんとも生きづらそうなため選外。急にフッと消えてしまいそうな危うさがある。好きだけどね。

オデ

「むちゃくちゃにしてやる!」は、全てに限界が来て爆発したときに使えるが、それをすると人生が終わる可能性もあるため、心に飼うのはやめておいたほうがいい。あと可愛くない。