
夏目 巡著。『珈琲のまずい極道喫茶店』を読んだので、感想・レビューを書きます。
紹介/感想
こんにちは。一日1リットルはコーヒーを飲んでいるような気がするくらいコーヒー漬けなささざめです。
今日読んだのは『珈琲のまずい極道喫茶店』。目付きの悪い紫ワイシャツメガネが目を引く表紙です。
わぁいコーヒー漫画。あかりコーヒー漫画大好き。
と、ややいきり立った私でしたが、タイトルに思いっきり書いてあるとおり「まずい」珈琲なんですよね。果たしてどうなることか……と恐る恐る読んでみましたが、やはり美味しい珈琲が飲みたくなるような、香り立ち昇る珈琲漫画でした。
コーヒーが好きなごく普通の大学生の青年・真が、足繁く通う喫茶店Junにいつものように入店すると、カウンターに立っていたのはいつもの老マスターではなく、コワモテメガネヤクザの宗十郎。彼がサンドイッチにドスを突き立て、とんでもない珈琲を出してくるところからストーリーが始まります。
登場人物は「極道喫茶店」という名前の通り、ガチヤクザがバンバン出てきます。宗十郎はもちろんそうだし、そもそも元のマスターもヤクザの組長だし、宗十郎の舎弟やら、ヤクザの孫世代の少年少女なんてのも出てきます。
そんな彼らと交流することになる、真をはじめとする一般カタギ市民達。漫画は終始、その辺りの細かいことは余り気にせず進んでいくんですが、もうちょっと気にするべきというか、警察が来たら終わりだろというシーンが割とあります(笑)
ジャンルとしてはコメディなんですが、喫茶店という場所を通じて、徐々に繋がりを深くしていく真と宗十郎、常連客の関係性とか、宗十郎のコーヒーを淹れる腕前の成長(?)とか、意外と物語的に引き込まれるところのある作品です。
まとめ
ちなみに、個人的に思ってるコーヒー漫画あるあるで、「序盤にフレンチプレスでコーヒーを淹れる展開ありがち」というあるあるがあるんですが、今作もしっかりありました。ミッションコンプリートな気分。
読み終わると、インスタントじゃないコーヒーがちょっとだけ飲みたくなる一冊なのでした。


