ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

初めての料理を勘で作ったよ ~ほうれん草のおひたし編~

人生で初めてほうれん草のおひたしを作ったので、その記録です。

はじめに

ダイエット中の私。いつものスーパーに立ち寄るときも、今まではちゃんと見たことがない商品にも目を遣ることが増えました。

先日、いつもは目にも止めない、青果コーナーの一角に、やけにお安くなったお野菜がありました。それがそう。ほうれん草。

30年以上生きてきましたが、ほうれん草を自分で買い求めるというのは初めてのこと。躊躇はありましたが、これも良い機会だと、購入を決意しお持ち帰りしたのでした。

というわけで、人生初のほうれん草との対峙をお届けします。

おひたしってなに?

買うと決めたはいいものの、なにを作ればいいかというアイデアはない状態だった私。

とりあえず「ほうれん草」といえば「おひたし」だろうと、おひたすことにしました。

いざ作るときめると、疑問が湧いてきます。「おひたし」ってなんだろうと。

まあ考えたところで答えは出ないんですが、なんとなく今まで食べたほうれん草のおひたしを脳内で思い出すと、しょうゆ系の味だったよなぁ、という微かな記憶と、鰹節かかってるよなという思い出を元に、鰹節のパックを購入して帰宅。

調理開始

いざ、キッチンでほうれん草を取り出すと、なかなかのサイズ感に圧倒されます。

とりあえず一束(束?)でいいのかな、と取り出すと意外とカサが少ないので、二束を使ってみることに。

ここで、唯一の事前知識を発動します。ほうれん草は「そのまま食べるとシュウ酸で結石がやばいから茹でなきゃいけない」みたいなのがあったはずだと。

茹でました。

ただ、どれくらい茹でればいいのかわからない。さっと湯通しする、くらいでいいのか?とも思いつつ、結石は怖いのでちょっと長めに。でも茹でてたらちょっと葉が崩れ始めたので、流石に大丈夫だろうかと引き上げ。

すっごいシオシオです。なんかでも、すでにちょっとおひたし感が出てる気がしました。近づいてきてるぞ!

食べやすいサイズで切っていき、おひたすためにボウルにぶち込み。しょうゆをぶっかければいいのかな、と思ったのですが、ここで天啓が。なんかだしっぽい味がした気がするし、「めんつゆ」でいいんじゃね?と。

分量を計ることもなく、雑ににぶっかけて、絡ませました。

で、まだアチアチの状態だったので、ボウルのまま冷蔵庫にぶち込んで、少し冷やしました。

少ししたら取り出してお皿に盛り付け。

なんか、見たことあるほうれん草のおひたしってきれいに並んでた気がしたけれど、すでにボウルでかき混ぜちゃったからどうにもならなかったので、そこは諦めました。

で、アレをかけて、完成。

かけすぎたかもしれない。でも、美味しそうな気がする。というわけで、完成です!

いざ実食~答え合わせ

さて、早速食べてみましたが……う、うまい! こりゃうまい!

一瞬にして小皿がからっぽになってしまいました。めんつゆの感じもバッチシでした。こんなの無限に食べられちゃう。

というか、二束使ったのに、一瞬でした。シュンってなっちゃった。もっといっぱい使えばよかった。

で、食べ終わったので、正式なレシピを改めて検索してみることに。

delishkitchen.tv

材料のところ、だし・醬油・砂糖、で良いということはやはりめんつゆは正解だったのでは?と安心。でも、他のレシピ見てると、醬油オンリーでも大丈夫そうでした。

下ごしらえのやりかた、根元を切って十字に切り込み、というのは、まさかただ茹でるだけではシュウ酸対策不足……? 他のレシピを見ても、十字に、というのは割とどこにでも書いてある……。まあ、多少は大丈夫でしょうと自分に言い聞かせます。

茹でた後、そのまま切っただけだったんですが、どうも絞るのが正解だったらしいですね。野菜を絞るという発想がなかった。ザルでちゃっちゃしてました。

まあちょこちょこ違いはしますが、そもそも簡単料理ですね。工程自体が少ないので、そりゃ大きくズレもしないよね、という結末なのでした(笑)

まとめ

初めて作りましたが、非情に美味しかったので、これからも定期的に作っていきたくなったささざめでした。

まだまだ作ったことがない、というか、使ったことすらないお野菜・食材がいっぱいあるので、気が向いたらチャレンジしてみようと思います。

オススメの料理があったら教えて下さい! それではまた~。