ささざめブログ

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【漫画】『王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います (第6巻)』の感想

狭山ひびき 原作、硝音あや キャラクター原案、南乃映月 著『王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います』コミック版の第6巻を紹介/レビューします。

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  • 通常版

  • 特装版(狭山ひびき先生書き下ろしSS付き版)

前巻の感想

sasazame.hateblo.jp

紹介/感想

シリーズ累計はなんと200万部を突破。破竹の勢いを保ったままもう第六巻に突入したバカふり。これはそろそろアニメ化が見えてきたのでは?とこっそり思っているささざめです。

前巻では、遺跡というシチュエーションで知的好奇心が刺激されてはしゃぐ主人公・オリヴィアが可愛かったり、サイラスとのイチャイチャで口の中が甘くなったりしつつ、ラストには、個人的に本作一番の推しである、第一部のヒール役ティアナ嬢が再登場で興奮も最高潮。というわけで、彼女の新たな活躍に期待しながら最新刊を読んだのでした。

そして開幕から、推しの変顔のカラーから始まって拍手喝采で迎えた第6巻なのでした。


第六巻冒頭は、先述の通りティアナがばっちり描かれます。かつての令嬢のころとは打って変わって、汚れた作業服に、214番なんて番号で呼ばれるその姿を見ると、なんだか胸が痛くなっちゃいます。

でもやっぱり良いキャラクターなんですよね! ひいき目もありますが、登場してるどのコマも可愛いし、やっぱり幸せになってほしいなぁと思えちゃう愛らしさのあるキャラクターでした。

一人夜空を見上げる彼女のもとに謎の影が近づき、怪しい誘いが……というところで次話にいく引きがまたにくい(笑)


ティアナパートとの別れを口惜しく思いつつ、オリヴィアパートももちろん面白い。というかなんか、巻を増すごとにオリヴィアの可愛さに磨きがかかっている気がします。今巻もきゅるるんで美しい。

くたびれ苦労人おじさん的な雰囲気がぐっとくるニースさんも交えた、ティアナ嬢捜索パートでは、相変わらずのオリヴィアの聡明さが描かれます。そして、中盤には最高のシーンが……。容赦ないサイラスの口撃も見逃せないです(笑)

六巻終盤では、第二部メインキャラクターで、ずっと何かを企んでいる風だったフロレンシア嬢と護衛のレギオンが、とうとう事件を引き起こします。手に汗握るサスペンス展開でこれまた引きを作って次巻に続くのでした。まだまだ続きが気になる!

各話のみどころ

ネタバレ注意です!

第26話

  • ティアナ嬢、マジで全コマ可愛いです……
  • 光りあたる場所に立つ3人と、日陰に立つ214番の対比が鮮烈で、胸に突き刺さります。泣いた。でもその直後に元気な姿も見られて安心してまた泣いた。
  • 人さらいらしき相手に、真向正面「おバカさんね」なんて言いきっちゃうところがおバカさんで最高です
  • 一転して幸せ満載オリヴィア嬢、前巻に引き続き遺構をみてパァァと花びらを舞わせて愛しさ満点。そりゃサイラスも仏のような顔で見守りますよと。
  • 練り上げられた世界観描写もしっかりあって、物語としての土台の出来の良さを感じさせる一話。

第27話

  • 今巻ではやや少なめな印象の、オリヴィアとサイラスのイチャイチャシーン、サイラスが優雅に男前。アラン、ここ多分死んだ目で横目に見てたのかな、なんてw
  • 寝起きの横顔も美しいオリヴィアさん。ヒロイン力が高すぎる……。
  • ニースさん、絶対寝不足なので、温泉に入れてあげたくなります。くたびれおじさん好きに刺さると思う。がさがさぽいぽい資料を投げ捨てるコマがお気に入り。

第28話

  • 扉絵が最カワで必見。
  • ハラハラモードのアランと、ヤレヤレモードのサイラスの対比も良い。なんかすっかりアランに感情移入しちゃってる自分がいますね。
  • ティアナの再登場シーン、とても元ご令嬢とは思えない表情で最高です。額に入れて飾りたい。ムチ”ィッッも。
  • そんで、仇敵との再会みたいなシーンなのに意外とからりとしているのがやっぱり本作の良さだと思います。なんかいろんな意味で安心した……。

第29話

  • しばらく出番のない暇してた2キャラがおまけ出演してくれる扉絵がいい。
  • サスペンス色が徐々に強まっていく展開。引き込まれちゃいますね。

第30話

  • 思いつめるオリヴィアに、自然と休息を提案するテイラー。デキ侍女すぎるんだよなぁ。
  • 緊張感が張り詰めつつも、ある事実を知ったアランの反応にほっこり。オリヴィアもサイラスも基本冷静すぎるからね。
  • フロレンシア嬢たちの真意が気になりすぎるラスト。その視線は、表情はいったい何なの~~~!

まとめ

個人的に、第一部のころからティアナを推していた自分にとっては、最高の巻となった第6巻でした。なんなら、当時より大暴れしてますよね、彼女(笑)

一方で、オリヴィアとサイラスのあまあまパートはやや少なめだった印象。物語も佳境に入ってきたような感じで、もう少しお預けなのかも。

まあそれよりなにより、フロレンシア嬢たちの真意が気になりすぎる展開で、早く続きが読みたくて仕方ない今です。というわけで、次巻も楽しみなささざめでした。


ちなみに、特装版はなんとティアナが主人公の、狭山ひびき先生書き下ろしSS。ティアナファンはこれまた必見です。ティアナ、頑張ってるなぁ、となんだか親目線でオヨヨ、となってしまいます。

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