
羽田遼亮 原作、アナジロ 著『魔王軍最強の魔術師は人間だった』を読んだので、感想・レビューを書きます。
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紹介・感想
最近は久々にKindle Unlimitedに加入しているんですが、珍しく、最新刊まですべてUnlimited対象になっていた漫画があって、小躍りして一気に読破してしまった漫画がありました。それが、この『魔王軍最強の魔術師は人間だった』。
物語は、すでに魔王軍幹部の中に主人公が名を連ねているところから始まる内容で、人間の血が流れる主人公が、魔王軍の最重要人物として、戦禍の広がる世界で平和を目指して戦うという作品。
タイトルはよくあるなろう系って感じですが、主人公の沈着冷静な性格や、仲間たちのカラッとした感じの性格が良くて、激動の物語でありつつも歴史・戦記モノ的な感じが楽しめる一作でした。
あれよあれよと言う間に一気に12巻読み進めてしまえる魔力があって、とにかく話が速いです。
そもそも主人公が超有能っていうのもあるんですが、主人公の上司にあたる人物たちも有能だから、無駄がないんですよね。特に魔王様。何考えてるかわかんない感じだけど、決めるところはしっかり決める、的な感じがかっこいい。見た目は可愛いけど。その中身の設定も相まって、どう捉えていいかなやむキャラクターです(笑)
まあ話が速いというところはいいところだけでなく、主人公とあるキャラクターはなんか深い仲という雰囲気になっていくわけですが、あまりそこまでの心の揺れ動きがあったようには思えないくらいの流れでもあったので、個人的には困惑。
これはおそらく、原作などで読むとまた違うのだろうなぁと思いつつ、漫画としてはこれくらいあっさりでもまあいいか、と受け止めたのでした。
逆に良いところとしても捉えられるのが、変に細かい心情描写が多くないお陰で、疲れないんですよね。しょうもないことでウジウジして失敗する、みたいなイベントが起きないから、物語に集中できる。
序盤こそ魔王軍内の内ゲバが目立ちますが、中盤以降に描かれる人間の強さが凄かったですね。
魔王様とか主人公とか、全力で暴れたら一瞬で殲滅できそうなのに、なんかめっちゃ善戦してるんですよね。
『まおゆう』とか『転スラ』とかでもそうでしたけど、この手の人魔大戦的なところが描かれる作品は、人間にも異常な強さがあって緊張感があります。
なんでそんな強いの?というツッコミも頭には思い浮かぶんですけどね(笑)
まとめ
既刊12巻ですが、間もなく13巻も発売間近な模様。ちなみに12巻では主人公の出自も明かされ(ちょっと感動展開でした)、そろそろ終わりが近いのでは、という雰囲気も。
今Unlimitedで読んで、13巻を買えと、そういう戦略かもしれないですね(笑)
しかもこれ、アニメ化もされてたらしい。見逃してますね。また見れる機会があったら見ようかな、とおもっているささざめでした。
