ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

意識朦朧とする中で読んだ漫画たちのざっくり感想(モブ高生/僕は何人…/神獣郷/毎日義妹催眠/他)

最近読んだ漫画のざっくり感想集です。

はじめに

このお盆期間中、某感染症にかかって、完全にダウンしていたささざめです。

今は熱も引いて、ずいぶん体調も回復したんですが、まだ本調子とは言えない感じ。

そんな辛い期間となってしまった今年のお盆前半戦だったんですが、そんなダウン中の間に読んでいた漫画のざっくり感想をお届けします。ラインナップを見ておわかりになる方もいるかもしれませんが、だいたいセールで買ったやつですね。

あと、Kindle Unlimited対象の作品も多いので、会員の方はそちらで読んでもいいかもしれません。

それではどうぞ。(ネタバレ注意)

モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?

連載中。既刊6巻。現代社会にダンジョンが出現してるタイプのテイマーバトル漫画。

もうとにかく、仲間キャラが秀逸で良い。今どき見ない暴力系ヒロイン・座敷わらしちゃんが圧倒的に可愛い(わりと早々にデレる)し、他の仲間キャラもめちゃ魅力的。常にギリギリの戦いをしてる感じもあって、熱中してしまった。

正直に言うと、「モブ高生」という作品のきっかけの部分があんまりピンと来ないというか、スクールカースト云々だけで主人公を動かすのがちょっと原動力として不足な感じはしちゃう。いい友達がいるんだから、そんなこと気にすんなよと。

まあ、そんなこと言ってたら昨今の作品たいがい楽しめないか、とも思うけど(笑)

僕は何人殺しましたか?

完結済み。全4巻。話の筋としては3巻までで完結して、最後はオマケのエピソード的な感じ。

ある大量殺人犯が、獄中で面会する取材陣に問いかける「僕は何人殺しましたか?」という問いかけをきっかけに、隠されたある殺人とそれにまつわるすべてを解き明かしていく、的なストーリー。

何がどう転ぶのか一切予想できない前半と、中盤からの転換がかなり印象的で、これは予想以上に面白かった作品。

多くを語れないタイプだけれども、壮大な復讐劇、的な仕掛けはやはり身震いするものがあって良かった。

個人的には最終巻はちょっとヘビーすぎたので、3巻までがオススメだったりする。

神獣郷オンライン

完結済み。全4巻。オンラインMMORPGを舞台にした、ほのぼの・もふもふ・テイマー漫画。こういうのに弱い。

兎にも角にももふもふたちがあまりにも可愛いんだけど、主人公が器用極振り・不殺プレイ・ブラッシングガチ勢、みたいな属性なので、そんなもふもふを愛でる方向に全力で舵を切っている作品。

かとおもいきや、エレガント・ヤンキー(通称エレヤン)として名を馳せていく主人公の姿だったり、公式ボスバトルに隠された仕掛けの謎解きだったり、この丁寧に構築された神獣郷オンラインというゲーム世界の世界観だったりと、見どころは色々ある。

現実世界に神獣郷オンラインがあったら、僕もずっと仲間を愛で続けるのに……。

余談だけど、この手のMMO舞台作品は、だいたい最初に発見したプレイヤーに恩恵がある的なパターンが多いけど、実際にこれをすると、廃プレイヤーが全力ですべてをかっさらっていってしまうので、のんびりプレイヤーは為すすべなしだろうと思ったり思わなかったり。

毎日死ね死ね言ってくる義妹が、俺が寝ている隙に催眠術で惚れさせようとしてくるんですけど……!

第一部完結。全3巻。

クレイジーラブコメ。義妹に嫌われていると思ったら実は好かれている、なんてのはよくある設定な気がしますが、その手の作品の中でも圧倒的に殺意が高い。

とにかく登場人物が軒並みイカレているタイプの作品。

果たして、この兄妹の関係性はどうなるのか。そして、一番クレイジーな登場人物は誰なのか。是非君の目で確かめてみてくれ!!

ちなみに私の中のTOP OF CRAZYは、最後に主人公にぶん殴られるあるキャラです。

はじまりの町の育て屋さん

連載中。既刊2巻。

よくある追放系なんだけど、主人公が実は強い、ではなくて、主人公はやっぱり大して強くないけれど、副次的な持ってる能力があまりにも別格に優れているパターン。まあぶっちゃけ「経験値分配」モノ。でも他のあれと違って、主人公が抜けたからと言って、その分配した経験値が帰ってくるとかそういうことはない。なんでまあ、追放も致し方なしな納得感がある。

第一巻と第二巻は、ある見習い剣士の少女を育てることになるわけだが、普通に危機的な状況にも陥るし、かとおもいきやとんでもないチートも発動するし、結構ドラマがある。

元気が出るタイプの漫画タッチである。

爆乳たちに追放されたが戻れと言われても、もう遅……戻りましゅぅぅ!

連載中。既刊2巻。

もし中学生の僕が、親にこの漫画が本棚に入っていると知られてしまったら、そう考えるとそれだけで戦慄が走るタイトルのギャグ・お色気漫画。

まずもって単行本1ページ目から圧倒的な肌色率で、めちゃくちゃ直接表現があるので、お子様は読んではいけないだろう。これが一般誌とは驚きである。

よくある追放系の導入からスタートするが、タイトルの通り、連れ戻されるという展開。

どいつもこいつもとんでもなく「デカイ」。爆…なんてレベルではなく、超や魔を冠するレベルのそれをもつヒロインたちが、全力で主人公を籠絡しにかかってくる。

言ってしまえばそれだけではあるのだが、こんなにド直球にエロで引き止める追放系というのは新鮮で面白かった。


以上、ダウン中に読みふけった漫画たちでした。

次は元気なときに読みたいですね。