ささざめブログ

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【漫画】ふしだら百合双子メイド物語『感覚共有メイドさん!(全2巻)』の感想

森 著、『感覚共有メイドさん!』を読んだので、感想・レビューを書きます。

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紹介・感想

人にとっての癒やしは色々。数ある癒やしの中でも、一定数の受容があるのが「百合」の世界。

私は正直、あんまり普段は百合系作品を読み込んでいなくて、アニメだと色々ソレ系の作品も見てはいるけれど、地上波で流れるようなものはかなりマイルド。

一方今日読んだこの『感覚共有メイドさん!』はというと、かなりのお色気要素あり。色々と倫理観の狂った世界で展開される、エッチな百合漫画でした。


単純にメイドさんが主人公の百合漫画というだけで、それなりに需要がありそうなんですが、本作はさらにニッチに、双子の少女が「感覚共有している」という設定が盛り込まれます。

Aちゃんを叩けばBちゃんにも痛みが伝わるし、Bちゃんが風邪を引いて寝込めば、Aちゃんも頭がボーッとしてダウンしちゃう。

そんな特殊体質の彼女たちが仕えるのは、とある女主人とその娘。ピンク髪のエッチなメイド・ミアはお嬢様と平然と肉体関係を持っていて、一方黒髪のクロエはそれを咎めつつも、自分は主人である奥様のほうに恋心を抱く。

と言った感じで、読み始めると「そことそこがくっつく話なの!?」とびっくりすること間違いなしなのでした。

まとめ

ぽわぽわで可愛い感じの絵柄なんですが、性の倫理観がめちゃくちゃなので、これは本当に一般誌向けなんだろうかと心配になった一作でした(笑)

同性同士だからどうの、みたいな葛藤がない世界感なのもあって、最初はかなり面食らうんですが、2巻でさっくり終わるし、物語的にも綺麗に着地するし、キャラクターたちは可愛いしで、百合作品ファンでない私でも楽しめた作品です。

とりあえずエッチなので、万人にはオススメしませんが、こういうの好きなオタクはぜひ読んでみては!