
佐々木 マサヒト 作、『ギャル転生 ~異世界生活マジだるい~』を読んだので、感想・レビューを書きます。
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紹介・感想
全国1億3千万の、ギャルが好きな皆さーん。こんばんは、学生時代にギャルと関わることなんて一切なかったタイプのささざめです。
というわけで、本日読んだのは、最近もはや飽和気味と言っても良い「ギャル」と、こちらはもうすでに飽和しきったと言って良いだろう「異世界」をかけ合わせた、ファンタジーコメディな一作。
もう言わずもがなという感じですが、現世から、性格も見た目もバラバラなギャル3人が異世界に転生してしまい、手にした特殊能力と、持ち前のギャル感を駆使して無双する、的な作品です。
主人公は3人で、金髪オバカギャルの鈴夏(りんか)と、頭ふわふわパンケーキなピンク髪天然オバカギャルの心愛(ここあ)と、ちょっと賢いダウナー系黒髪ギャルのマキ。親友(マブ)な3人が揃って異世界に転移。
物語冒頭は、お決まりのトラック事故から始まるわけですが、このときの死因が「歩きスマホ」というところでまず掴まれましたね(笑) だいたいこういうのって、不憫な死なんですが、コイツラには同情の余地がないという。
突然の異世界で戸惑うみたいな展開もあまりなく、もう開幕から頭空っぽギャル発言の連発でこっちがクラクラしてくる始末。
ギャルが主人公となると、最近良く見る「オタクに優しいギャル」的な属性が開放されるのかと思いきや、冒頭では全然そんな雰囲気もなく、普通に性格もそんなに良くないので、ひどい目にあってても笑って読める一作でした(笑)
第二巻では、騎乗できる鳥の「チョコポ」(見た目はどうみてもチョ◯ボ)が登場するなど、もうなんでもありだな感を醸し出しつつ、新PTメンバーで現地人のレイチェルも追加されて、物語が加速……するかと思いきや、あっさり物語は幕を下ろします。
バッサリ間の物語はカットされますが、納得感のある結末ではあり、個人的には満足なのでした。
まとめ
読み始めたときは、ギャルたちが底抜けハッピーおバカさんなので、生き残れる感じがぜんぜん無かったのですが、最終的にはなんかいい感じにまとまってて笑ってしまった一作でした。
個人的には、ある男性キャラに感情移入しちゃったので、どうなることかと心配したのですが報われてよかった(笑)
Twitterのフォロワー数が能力値に直結するというチート設定は面白かったものの、あまりそのギミックが生かされきらなかったなぁという印象があったので、また違った形で使われたら良いのになぁとひっそり思ってます。
私の愛読ギャル漫画、『ギャル医者あやっぺ』ほどはぶっ飛んでいないけれど、そこそこにオカシイ物語。ギャル漫画好きは気楽に読んでみてはいかがでしょう。
