ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

『クラムボンの夢』という短編小説を書きました

宣伝記事です。画像は内容に関係ない、リンツのチョコです。

書いたら書けた

今年の年間目標にしている、毎月なんらかの制作物を発表するというものなんですが、先月分が終わっていなくて、この3連休をロスタイム扱いにする、というズルい発表を昨日していました。

sasazame.hateblo.jp

で、今日なんですが、これの対応をしてまして、久々に短編を書きました。という宣伝です。

note.com

「私」が見たクラゲの夢。宮沢賢治の『やまなし』に思いを馳せて書きました。よければぜひ。


ホントは、あるChrome拡張を開発していて、それを発表するつもりだったんですが、色々と実装と調査を進めるうちに現状困難だという判断にいたり、そちらは一旦あきらめることに。

で、そうなってくるともう思いつくのは物語を書いてみることぐらいだなぁというところで、なにも思いつかないなぁと呆然としていたんですが、なんとなくクラゲの夢の話を書き始めるうちに、クラムボンのことを思い出して、気づいたらこんな感じに仕上がりました。

書き終わった後に調べると、クラムボン=◯◯説みたいなのは色々あるみたいでした。私の中では完全にクラゲだったんですけど、別に主流の意見じゃないらしい。

まあ、誰が読むでもないだろうし、怒られやしないだろうという希望的観測のもと、公開してみたのでした。


生成AIが物凄く発展してきていて、これからの時代、こうやって物を書くのってなんの意味があるんだろうって思うこともあるのですが、これには自分なりの答えがあります。

というのも、自分が書いたものって、あとから読み返したときに、まるで知らない誰かが自分のために書いてくれた作品がそこにあるかのように感じることがあるんですよね。

まあそれと同時に、その稚拙さに赤面することも多いわけですが、なんだかんだすべてひっくるめて、自分の生きる糧なのかなぁと思うわけです。

このブログを続けるのもそうですが、物語でもなんでも、自分なりの作品を作ることにはやっぱり意味があるだろうと、信じたいと思っているささざめでした。