
ゲーム日記です。
紹介・感想
Steamで圧倒的に好評(2025年11月現在)な、フリーゲームが存在します。それが、『Outcore』。

「デスクトップアドベンチャー」と銘打たれた作品で、作品紹介を見てもらえれば一目瞭然なんですが、あなたのパソコンのデスクトップ上自体を舞台にした、メタ要素満載のアドベンチャーゲームになっています。

ゲームを始めると、いつもの自分のデスクトップ画面が表示され、そこに荒い2Dドット絵の主人公・ルミが登場します。

もともとは存在しなかったはずのファイルを探してルミに渡したり、ペイントでファイル解読用の鍵を描いてみたりしながら、ルミが失った記憶を取り戻す物語が綴られます。
ここまででかなりワクワクする感じなんですが、実は、このデスクトップ上での謎解き類は、まあいわば「おまけ」みたいなもの。ゲームとして操作するメイン部分は、某ソニック・ザ・ヘッジホッグを彷彿とさせる横スクロール2Dアクションになっています。

正直に言うと、もっとPCの操作を駆使したゲームを楽しみたかったところではあり、最初は戸惑ったものの、気づけば物語の先が気になってしまい一気に走り抜けてしまった作品でした。
先述の通り、主人公のルミは記憶喪失状態。
デスクトップパズルパートで、彼女の記憶の断片を探し、アクションゲームパートで彼女の記憶を追体験する、というような流れの繰り返しでゲームは進んでいきます。
特に、アクションパートは、かなり「ナンセンスコメディ」より。ミーム要素も多いし、既存の作品で無理やり例えるならシンプソンズとかサウスパークとか、ああいうタイプの作品を楽しめる人でないと置いてけぼりを食らうかも、という感じ。
あまりにも突拍子もないネタに笑いつつも、その中にある深い悲しみや閉鎖感、孤独感、狂気。多数の要素を組み合わせた深みあるシナリオが魅力になっています。
まあただ、ギャグパートがやっぱりちょっとやり過ぎな感はあり、万人にはとてもじゃないけど勧められないというのも本音ですね(笑)
「圧倒的好評」という言葉に反して、突如始まる2Dアクションパートの稚拙な感じに困惑しましたが、終わってみると、最後には他では得られない体験を得たなぁと感慨深い作品でした。
多種多様な作品のパロディもあるし、アクションパートは地味に難しいし、ゲーマー向けな一作ですね。
まあそしてなにより、無料ですから! 無料でこれを遊べるということ自体がバグみたいなもん。なので、気になった方は気軽にインストールしてみてはいかがでしょうか。
始める前のプチアドバイス
本作、デスクトップ上での操作が前提になってくるという性質上、いくつかの注意点が存在します。
まず、「デスクトップアイコンを表示しておく」こと。まあ大体の皆さんは表示しているでしょうが、私みたいに「デスクトップアイコンを非表示にしてる」という変わり者綺麗好きな方は、表示状態にしておく必要があります。
また、とある要素のために、デスクトップ上に特定のアプリ・ファイルのアイコンが存在しているとより楽しめるような要素が。
イラストソフト、FPS/TPSシューティング系のゲーム、マイクラ系のゲーム、音楽再生・編集ソフトまたは.mp3ファイル、あとゴミ箱。これらがデスクトップにあると、上手く行けば更に没入感アップ。(ショートカットでよいはずです)
攻略ガイドを探してもらうと、より詳しいリストが出てくると思いますが、ネタバレ注意なため、なんとなくデスクトップにそれっぽいのがあるとなんかあるかもしれないんだな、くらいの感覚で構えておくと良いと思います。
まとめ
いつの間にかSteamライブラリに入っていて(自分で入れたんでしょうが笑)、ずっと積んでたゲームだったんですが、いざプレイしてみると熱中してその日のうちにクリアしちゃいましたね。
個人的には、もっとデスクトップアドベンチャーとして楽しみたかったというのも本音なんですが、ルミとの冒険が、コメディ部分も含めて楽しかったので個人的には満足だったのでした。
あえて触れていませんでしたが、急にファイル作られたりするので、ちょっとセキュリティ的に怖い、というのはまあそうなんですが、そういうの気にしないで没入感を楽しみたいという人にはオススメできる一作です。
無料で遊べますが、お布施用のDLCもありますよ。
ちなみに、来年、(精神的?)続編が出るらしいです。こっちも楽しみ。