ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

【漫画】この結婚、奇々怪々『 「壇蜜」 』第1巻の感想

清野とおる 著『 「壇蜜」 』を読んだので、感想・レビューを書きます。

(購入はコチラから)

紹介・感想

武田久美子、小池栄子、インリン・オブ・ジョイトイ。

時代を画すセックスシンボルとなった女性は数あれど、その中でも群を抜いてミステリアスで「妖艶」という言葉そのものが具現化したような存在が壇蜜さんでしょう。

私がまだ高校生くらいの頃、どこからか現れて、いつの間にかすっかりエッチなお姉さんとして人気ものになっていた壇蜜さん。かくいう私も、少なからずお世話になったことが……と、そんな話はさておき。

そんな彼女が突如として結婚したというニュースを聞いたのがおよそ5年ほどまえ。そのお相手が、清野とおるだと言うもんだから、それを聞いた時はあんぐりと口を開けて驚きました。

なんで?と。

清野とおるのことも、もちろん知っていました。エッセイ漫画『東京都北区赤羽』『そのおこだわり…』『ゴハンスキー』とか、どれも読んだことあるくらいです。あとドラマの「山田孝之の東京都北区赤羽」を熱心に見ていたので、その時の印象が強いですね。

ある程度人気があって、成功した作家の部類に入れるとは思うのですが、どこかうだつの上がらない感じというか、頼りなげな印象のある方ですから、そんな彼が壇蜜と結婚したということに、その瞬間はもうパニックだったわけです。


そんな、謎多き結婚、そして清野とおるという視点からみた「壇蜜」という奇っ怪な生物のことを赤裸々に描いたのが本作『「壇蜜」』でした。

第一話。表紙に描かれる通りの突然の逆プロポーズから、なぜ二人が近づき、そして夫婦となっていくのか。第一巻ではまだまだ序章という感じではあるんですが、あまりにも濃密で変な話の連続。

読めば読むほど納得できてくるというか、壇蜜があまりにも変で、まさにあの清野とおるワールドの住人として申し分ないんですよね。ラスボスっていう感じ。

まあそもそも、清野とおる自身も相当に「変」なのは、他の作品を見ていても明らかで、更にどこかつかめない感じと憎めなさと、半端じゃない行動力と、度胸と……、そんな人間的な魅力がめちゃくちゃある人なわけですから、あの魔性の女・壇蜜が行き着いた先が彼だったというのはなんだか必然であったように感じてきたのでした。

もうとにかくどの話も面白くて、壇蜜という人間にますます興味が湧いて、早く続きを読ませてほしいと思ったささざめでした。

まとめ

WEB連載版で1話を読んだときから、早く単行本出ないかなと待っていたのですが、これは読んで良かった一冊でした。

ただ一方で、ずっと胸に残るものがあります。そう、嫉妬。

ずるいよ清野さん! 僕だって、壇蜜に「なめらかかと」塗ってもらいたいよ!!

でも、ネットで見かけた、壇蜜さんの最近の徹子の部屋に出たときの記事を読んだら、なんかそんな悔しさもちょっと吹き飛んじゃいました。

news.tv-asahi.co.jp

かっこいいじゃねぇか……。どうか幸せでいてくれ……。

そんなわけで、壇蜜との富士そばデートは諦めましたが、とりあえず、続きはまだまだ楽しみですね。