
犬魔人 原作、飯田 とい 漫画『聖女さま? いいえ、通りすがりの魔物使いです! ~絶対無敵の聖女はモフモフと旅をする~』を読んだので、感想・レビューを書きます。
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紹介・感想
異世界モノの中でも、一部で人気のあるテーマが「モフモフ」もの。
とにかく毛がたっぷりの可愛い生き物を愛でることに重きをおいた物語郡で、可愛くてかっこいいモフモフと共に、スローライフを堪能したり、いろんなモフモフに出会いつつ、世界を平和に導いていったりする作品が多くあります。
今日読んだのは、そんな数あるモフモフ系作品の中でも、その主人公の「モフモフ」に対する愛情がトップクラスに突き抜けた、いわば「モフモフキチガイ」と呼称して差し支えない少女・カナタが、モフモフを求め、愛する過程で、ついでに世界が救われていく。そんな感じの作品でした。
物語冒頭は、超有能で敬われる存在だった主人公が、最弱と蔑まれる職業・魔物使いを選ぶところから始まります。魔物使いになると、身体能力は大幅に低下。かつての栄光が音を立てて崩れ去る……はずがそうはならない。
存分にチート能力を発揮しまくる主人公で、その強さは底が知れない。モフモフを愛でるという目標にだけ一直線で、その障壁となるものを全てその実力でねじ伏せていく、最強主人公だったのでした。
そんなわけで、無双系作品ではあるんですが、なにせ主人公がモフモフにしか興味がないので無双系によくある「ズルさ」みたいなのが緩和されていて読みやすい。
主人公自体、根が優しい子で、普通にみんなに被害が及ぶ前に活躍する有能っぷりもあり、そのすごすぎる仕事ぶりのせいで不利益を被る不憫ギルド受付嬢(可愛い。幸せになってほしい。某働きたくない受付嬢と気が合いそう。)などの極一部の人物を除く多くの人からは「聖女」だともてはやされます。
そんな彼女なので、無双系のカタルシスを味わえつつ、嫌味が少なくて楽しい。応援できちゃうわけです。そしてなにより、モフモフが可愛い。最高じゃないですか!
種類こそ少ないがモフモフの可愛さは常に天元突破してる
既刊5巻までで、主に登場するモフモフは、なんと2種類。サブ的に登場する子たちも含めたらもう少し登場しますが、それにしたって少ない、少ないよ!!
でも、その分その少ないモフモフがもうこれでもか!ってくらい可愛いんですね。
特にやっぱり、最初の相棒となる長毛黒猫型のザッくん。もう彼の佇まいがあまりにもキュートで、そりゃあもう主人公みたいに猫吸いしちゃいますよ。昇天しちゃいますよ。
中盤で、ザッくんの本体が登場したときには、主人公と同じく呆然としちゃいましたね。
そして、第3巻から始まる第二章で登場する新たなモフモフ。これもまた可愛くってたまりません。ぜひその目でそのモフモフ具合を確かめよう。
まとめ
主人公が最強系な話ではありますが、その分敵がめちゃくちゃ強大で、この世界は本当に大丈夫なのか、と不安にもなりつつ、そんなモフモフが脅かされるようなこと、きっとこの主人公が許すわけないよね、という安心感でも引っ張っていかれる作品でした。
第5巻なんてもうめちゃくちゃ壮大で心配になっちゃいますね。
まだまだモフモフの種類が少ないので、この主人公がもっといろんなモフモフに出会えたらいいなぁ、なんてちょっと親目線で見ちゃう作品だったのでした。
