
キャンペーンで、一時的にAudibleに入ってましたので、その間に聴いたオススメな本も、そうでない本も、感想を述べていきます。
- 六人の嘘つきな大学生 著者:浅倉 秋成
- ペンギン・ハイウェイ 著者:森見 登美彦
- 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 著者:ほのぼのる500
- #真相をお話しします 著者:結城 真一郎
- あした死ぬかもよ? 著者:ひすいこたろう
- バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則 著者:柿内 尚文
- 「好き」を言語化する技術 著者:三宅 香帆
- 猫を処方いたします。 著者:石田 祥
- ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち 著者:レジー
- 逆ソクラテス 著者:伊坂 幸太郎
六人の嘘つきな大学生 著者:浅倉 秋成
最近映画化もされた超ヒット作。就活ミステリーというテーマは斬新なのと、展開的に驚きがあって、そりゃ売れるわって感じ。でも、色々ズルイし、手放しで褒めたい作品ではなかったかなぁというのが個人的な感想。
前半パートの緊張感がとてもいいんだけど、後半で失速するパートが長いのが難点。終盤で盛り返すところまでが遠い。オーディオブックだからね。
ペンギン・ハイウェイ 著者:森見 登美彦
夜は短し、四畳半神話大系などを学生時代に読み、崇め奉った森見登美彦の大ヒットSF作。最高だった。
僕の少年時代に、なぜあのお姉さんのようなお姉さんがいなかったのか。不思議で、可愛らしくて、悔しい大冒険。ナレーションも素敵。
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 著者:ほのぼのる500
星なしテイマーで、街から追い出されてしまう、あまりにも可愛そうな生い立ちの少女アイビーと、レアすぎる仲間たちとの冒険譚。
コミックの数巻は既読だったり、アニメも見ていたりするけれど、8巻までAudible聴き放題対象だったので一気に聴いた。
序盤はやはりあまりにも可哀想で、聴いているだけでも辛くなるくらいのシーンもあるんだけれど、進むにつれてアイビーが成長し、周りに支えてくれる人が増えていき、心強い仲間が増えていくという作品で、ずっとアイビーを見守っていきたいと思わせられる作品。
なにより、朗読の斎藤 楓子さんの語りがあまりにも合いすぎてるんですよね。「ぷぷー!」というスライムの鳴き声も無限に可愛いし。
ティアムーンも同じく斎藤 楓子さんが読み上げていて、素敵なんですが、個人的に一番気に入ってるのがこの作品でした。
#真相をお話しします 著者:結城 真一郎
鮮烈なビジュアルが、以前から目に止まっていた書籍。ホラー・ミステリー的な感じ。
でも、聴いてみたら、衝撃でした。明らかに知ってる話。
これは、どういうことなのか。読んだことがあるのか? いや、そんな記憶は一切ない。 ネットでパクリの話が垂れ流されてるのか? それにしては記憶とあまりにも合致しすぎている。
そんなわけで、なんだか不思議な感覚でした。ちなみに内容的にはまあそこそこな印象。どんでん返し的な良さなのかな。でも、やっぱり知ってる話だと感じちゃいました。
あした死ぬかもよ? 著者:ひすいこたろう
自己啓発系の本。明日死ぬつもりになれば頑張れる的な話な気がしましたが、ちょっとまえがきから合わなさすぎて5分でリタイアしました。
なんか「目を瞑ってください。今からあなたを、死の世界に誘います」みたいなことを言い出して、吹き出してしまった記憶があります。
バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則 著者:柿内 尚文
ビジネス本系。伝え方の話題。
まあ言ってることはもっともなんですけど、肝心の「バナナの魅力」のくだりが、全然魅力が伝わる感じじゃないのでマイナスポイントでした。
「好き」を言語化する技術 著者:三宅 香帆
これもビジネス本っぽいテーマだけど、なかなかいい本だと思っちゃいました。
個別に記事書いてます。
猫を処方いたします。 著者:石田 祥
京都にある謎のメンタルクリニック。そこで処方されるのは、「猫」だった。
という感じのフィクションドラマな作品。なんかめっちゃ人気っぽい。
……んですが、合わなかった。猫と暮らすことが、日常のトラブルを「本質的に」解決することに繋がって、幸せになれるという感じの話なんですが、人間の「不幸パート」が割と辛いし、最初は患者たちも「猫なんかで治るか!」「こいつのせいで失敗した!」というような展開が多くて、嫌な気分になってしまって、途中でリタイアしちゃった。
でも、あんだけ人気なので、もうちょっと読み続けたら、また違う景色が見えるのかも。
ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち 著者:レジー
よくある教養ビジネス本。……かと思いきや、そういう「教養」の消費社会を非難することがテーマの批判本。
かなりリサーチ頑張られているのが感じられる内容で、ホリエモンだとか中田敦彦だとかの周辺とか、売れてるビジネス本を相当調べ上げてるというのは伝わった。
ただ、その分析のフェーズがあまりにも長くて、本質的な「教養との向き合い方のあるべき姿」の部分が薄い気がして、もったいない本のような気がした。「古典と向き合え」という姿勢と、「教養のファストフード化」を生み出している姿勢が同居してしまっているのは、それが経済活動的に有効なんだからそりゃあそうなるよと思ってしまったのでした。
逆ソクラテス 著者:伊坂 幸太郎
名著。最高だった。
実は、伊坂幸太郎は人生で初めて読みました。でも、読んで良かった。
小学生が主人公の短編集なんですが、どの話も含蓄深く、単純に読んでて気持ちい話もあれば、心に深く突き刺さるようなエピソードもあり、文句なし。
特に良かったのは、表題作の「逆ソクラテス」。
こども社会に限らず、現代社会にありがちな問題に対する「僕は、そうは、思わない」という態度が大事なのだということを再認識できた。
多分、子供の頃にコレを読んでいたら、人生で何度も読み返す一冊になったと思う。
以上、約2ヶ月の間に、Audibleで聴いた作品色々でした。
普段は高額なので入らないのですが、またキャンペーンが来たら入ろうかなと思っているささざめでした。









