ささざめブログ

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【ゲーム】呪われたキャビンを検査する8番ライクサイコホラー『The Cabin Factory』

ゲーム日記です。

※記事内の画像には、ゲームの実キャプチャを利用している場合があります。
© International Cat Studios、© Future Friends Games

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ちゃんとホラーでした

8番出口のヒット以降、「8番出口ライク」というジャンルまで生まれた、ショートホラーゲーム界隈。ただ、8番ライクは玉石混交の極みみたいな風潮も。

本作は、そんなジャンル内の色々の中でも、ホラーゲームとしての表現が秀逸で、ストーリー性も良かった一作でした。

舞台となるのは、謎のキャビン工場。幽霊に取り憑かれているキャビンがないかを検査しろと伝えられ、プレイヤーはキャビンの中に入り込み、霊障が起きていないかを検査することになります。

エレベーターからゲームスタート。鏡に映る老女がプレイヤーの姿。名札がついているが……。

8番出口風に言えば「異変」を探すわけですが、本作の異変は、単なる間違い探しではなくて「動いているものがあるかどうか」。

そのため、場合によっては、それまでと全く違う風景なんだけれども、動いているものがあるわけではないから正常、みたいなケースがあります。

なので、必死に正常状態を覚えて、あとは間違い探しをするだけ、みたいなゲーム性とはちょっと違って、「何も動かないはずのキャビンで、何か動いている異常なものはないか?」を探すゲームになっているわけですね。

まあ最終的には、いつもの8番出口ライクなプレイ感には至るんですが、少なくとも最初の内は正常状態との比較に必死になる、みたいな工程がないぶんストレスが減った気がしました。


無機質な工場内から一転して、キャビンの中に入ると、暗くて埃っぽくって、ジメッとした恐怖感が呼び起こされるロケーションが出来上がっています。

初期設定のガンマ値はかなり暗くて、視認性が悪い分、恐怖度もしっかり高い。そんな空間で、必死に目を凝らして、動いているものがないかを探します。

本作では、わりと「襲いかかってくる」系の異変も多くて、慣れない内は緊張感も中々のもの。ボタンが消えるアレとか、開かない扉の先のアレとか、ずるいよ!と叫びたくなるものがいくつか存在します。

中には、何かが微妙に動いているだけのくだらない系もあるんですが、基本的にはちゃんとホラーナイズされた異変でした。(ちょっとずつ大きくなるだけ、はマジで最初わからないからやめてほしいけどw)


検査を進めていくうちに、徐々にこのキャビンのことと、主人公のことが分かっていくところがとても良かったですね。

ただ投げっぱなしで、体験だけを享受するんではなくて、きちんと物語になっていて、この検査自体にも意味が感じられるようになっていました。

ちなみにクリア後には、異変回収モードも用意されていて、プレイヤーに優しく出来ています。

プレイ時間は、メイン部分だけで約1h、アチーブメント回収まで含めても約2~3hでコンプリート出来るんではないかと思います。サクッと遊べて、記憶に残る一作でした。

まとめ

8番ライクって、ちょっと滑稽さが勝ってしまうものが結構多いんですが、本作は最後まで恐怖を保っていましたね(エンドロールでズコーッってなりますけど笑)。大きい音でびっくりさせてくる、みたいなジャンプスケアもなくて、凄く好みの一作なのでした。

あ、ジャンプスケアがないわけじゃないですね。購入された方はオプションをチェックしてみてください。


これは、アチーブ回収でランダムモードをやりまくっていたら、大量に溜まった風船。