ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

【日記】梅雨の散歩と立ちションじじい

 今年の梅雨ももう半分を過ぎたころだろうか。まだまだ雨はシトシト。じっとりとした空気がまとわりつく日々だ。家の中にいる分にはなんの問題もないのだが、外に出るとなると不快でたまらない。雨自体は好きなものなのだが。

 今日は食料品を調達に散歩ついでの買い物に出ることに。(この場合、買い物のついでというべきか、散歩のついでと言うべきか、難しいところですね。)

 曇天。雨がパラ……パラ……とじみーに降り注ぐ状況。外に出てから大降りになられちゃ困ると思い、一度一階に降りてから、自室のある五階まで階段を駆け登るはめに。早速不運。

 特に目的のない散歩。歩きながら何か面白いものがあれば写真を撮るのがささやかな楽しみ。

道のど真ん中に謎のエリア

 謎のエリアがあったので思わず撮影。不思議な空間だった。関係ないけど、右側に見える家、そこにバスケットゴール設置するの?と笑ってしまった。  ゴール外してリバウンドミスすると行動にボールがステーンとなります。ガキ即死不可避。

 へー、こんなところに川があるのか、と思って覗いてみると。

 ほ、ほっせ~~。

 なんて、どうでもいいことを楽しみながら歩くのだった。

 私は汗っかき大魔王なので、この湿気にまみれた空気の中を歩けば、それはもう滝のごとく汗が流れている。住吉大社まで行こうかと画策していたのだが、そこまで辿り着く前に諦めることに。

 そんな道中で見かけたのが、立ちションじじいだ。それはもうイカレたじじいだった。

 時刻は午後2時。車がビュンビュンと行き交う道路での犯行だった。

 私の進行方向に、植木に向かって仁王立ちする老人の姿。なにしてんだコイツ、と思ったのもつかの間、その手が股間にあることに気づく。ま、まさか、こいつ、やるのか?

 そして、見えてしまった。見たくもないのに。黄色い液体が放物線を描いていた。

再現画像(Googleマップ使用)

 いくら老人だからといって、到底許せるものではない。どんなに催したとしても、そうはならんやろ、と言わざるを得ない。せっかくの散歩が、非常に害された気分になってしまった。

 私は液体部分しか見えていないのだが、車側の人たちのことを思うと気の毒でしかたない。ふっと横を向いて、ジジイのそれを目にしたかもしれないのだから。

 すぐそこにパチンコ屋があったのに、なぜそこに駆け込まなかったのか。問いただしたいところだったが、イカレた人間には関わるだけ損だということでもちろんスルー。

 私は老人になってもああならないぞという気持ちだけを胸に、家路を急いだ。