ささざめブログ

さめざめと語ります。日記、エッセイ、短編、感想、その他。

【虚無つぶやき】ポジティブなバズとネガティブなバズ

 気力を失ったときに書く、どうでもいいことをつぶやく記事です。今日の更新をすっかり忘れていたのであわてて更新しています。

ポジティブなバズとネガティブなバズ

 今日流れてきたポストで、こんなのがあった。

 なんとも素敵な話である。年配の人から若者に、素敵な香水だから教えてほしいと聴く話だ。この投稿主の方もすぐ大丸で購入しちゃうという迅速な動作もまた良い。

 嘘かホントかはわからないが、気持ちの良い話だと思う。

 一方で、こんなつぶやきも目に入った。

 全く同じ話で、こちらもかなりバズっている。しかし、語り口が異なった。こちらは友人女性からの又聞き。内容的に、1つ目のツイートの香水の女性とイコールであるように感じられる。なのに、何故か非常に嫌な気持ちになる内容だった。

 実は、私が先に見たのもこちらのポストだ。一見して、いつもの京都人煽りか、とスルーしそうになったのだが、なんとなく気持ち悪さを感じた。

 京都人だから皮肉しか言わない、なんていうのは今やネットに蔓延る偏見の代表的な一つだろう。確かに、そういう見方をすると、上の話もそういうふうに見えなくはない。

 しかし、この2つ目のポストのおかしいところは、この男性は「嬉しそうに話す友人」の話を聞いて複雑な顔をしているというところだ。
 どこの香水か、とまで聴かれていて、聴かれた方も喜んでいたとなると、それは好意的な内容であったのだろうと推測できるし、それを聞いただけで勝手に「臭いと思われたんだろう」なんて推測するのは、あまりにも失礼な話だし、聞き手として不誠実すぎるだろうと思う。

 まあ結局のところ、このポストはあくまでバズ狙いの内容なのだろうとは思う。友人女性がわざわざ知人の(内科医を自称する)男性に、そんな話するか?と思うし。

 こういうくだらないバズが、今のネットには多すぎる。辟易する私であった。