先月1日に、アニメ夏目友人帳15周年記念サイトの設立と同時に、アニメ第7期の制作が発表された。私は、もう何度もこのシリーズを見ていて、見るたびに心が満たされて、良い作品だな、と思わされている。
夏目友人帳の舞台となっているのは、熊本県人吉市だと言われている。なんの偶然か、私のパートナーは人吉市出身で、私も年に数回かならず人吉に滞在するようになっている(今現在も滞在中だ)。なんとも不思議な縁だなぁ、などと思うこの頃だ。
アニメ夏目友人帳は、2008年から不定期で放送されており、シリーズ第6期まで存在する。また、劇場版も2018、2021年にそれぞれ公開されるなど、長く愛されているシリーズだ。
そんな長いシリーズである作品だが、以下のページでは全シリーズの各話あらすじがきれいにまとめられている。
全6期、すべてを見切るのはやはり時間が必要なものだ。以下のページで気になった作品をピックアップしてみてみたりするのも、一つの楽しみ方としてオススメしたい。
・夏目友人帳エピソード一覧
以下、個人的に大好きなエピソードを3つ紹介する。
第一期二話「露神の祠(つゆかみのほこら)」
シリーズ二話にして、作品の方向性を指し示すような話。人間と妖怪という存在の違いを示しつつ、それぞれのキャラクターの良さを最大限に引き出している作品。
第四期四話「代答」
優しく、儚い物語の代表作。開くことのできなかった手紙の内容が明かされる最後の演出はため息が出るほど素敵。
ヨビコ、カリカミといった、出演する妖怪たちが魅力的な作品でもある。
第五期九話「険しきをゆく」
ニャンコ先生の、夏目に対する「母性」が最大限に表されてる作品。きのこ妖怪の健気さとそれをサポートしようとする夏目の優しさ(甘さ)もさることながら、夏目が心を痛めてしまうようなことを陰ながら回避するニャンコ先生はまさに先生。
むしろ甘やかしすぎなのではと思わなくもない。
癒しであったり、教訓であったり、はたまた郷愁であったり。様々なものを与えてくれる夏目友人帳。7期が始まる前にぜひシリーズを振り返ってはいかがだろうか。