ささざめブログ

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【テレ東】狂気のリアルイベント『祓除』の感想と考察

 11月18日に横浜赤レンガ倉庫にて開催された、テレ東60祭というイベントのなかの企画、『祓除』のリアルタイム配信を購入視聴したので、その感想と少しばかりの考察を行う。

※2023/11/30追記:事後番組が放送されたため、その感想を以下に書いています。

sasazame.hateblo.jp

(番組公式HP)

www.tv-tokyo.co.jp

 

(番組公式Xアカウント)

https://twitter.com/futsujo_tvtokyo

 

(事前番組の感想はコチラ)

sasazame.hateblo.jp

 

配信レポート

冒頭

 豪華すぎる現代ホラー作家や映像作家を動員して作成される祓除。事前番組でもその不気味さを発揮していたが、とうとうやってきた本番。前回、圧倒的な存在感をみせた祓除師いとうよしぴよの活躍も期待されるなか、配信はスタートした。

 冒頭から、寒空の下だからか、舌の回らない女性アナウンサー。にこやかに淡々と祓除という得も知れぬ行事の説明を淡々と行っていく。「祓除の儀は撮影可能」なんて、あまりにも怪しいアナウンスもありつつ、とうとう現れるいとうよしぴよ氏。

 「祓除」と検索して、バズっているのをみて興奮したという、俗っぽいことを言い出すよしぴよ。おいおい大丈夫かこいつ、という不安が既にふつふつと湧き上がる。

 言霊、アニミズムへの言及。すべてのものに神、魂は宿る。言い換えると八百万の神というものをベースの考えに持つ。祓除とは、チャンネルをあわせて正しく霊を認識するという行動であり、無害化、おはらい的なものではないのだという。ここで事前番組でも言っていた「敬鬼神而遠之(鬼神を敬してこれを遠ざく)」を再度口にする。

 「祓除の拡散にご協力をお願いします」というまたしても不穏すぎるアナウンサーの声とともに、祓除がスタート。画面に映し出される不気味な白い花畑。花には全く知識がないので恐縮だが、自分が見た限りではデイジー(雛菊)・マーガレット・カモミールあたりの花畑に見える。

スクリーンに映し出される花(この部分は撮影可ということだったのでスクショを掲載しています。問題があれば即座に削除いたします)

 どうみてもマジカルアイ(立体視)の画像に見え、実際に立体視を試してみると、なにか中央に四角く浮かび上がっているようにも見えるのだが、なんとも判別がつかない。不気味な映像が映し出される間も、うにゃうにゃと何かを唱え続けるよしぴよ。これが調和、チャンネルを合わせるということなのか。

 スクリーンに投影された映像についての説明は「長ったらしくなるからおいおい」と濁すよしぴよ。

 

視聴者投稿映像:ショッピングモール

 よしぴよが既に祓除を行ったという投稿映像が流れる。大学生男子たちが、真っ昼間、まだ人も多くいるショッピングモールのなかを探索する映像。説明と彼らの口ぶりから、そこがどうやら心霊スポットであるらしいということがわかる。

 誰もいない場所に訪れる。立ち入り禁止となっているレストラン跡地。このあたりの映像はBackroom(Liminal space)感があって、明るいし安心できそうな音も流れているのに、なぜか不気味だ。

 私が見る限り、映像には結局霊らしきものは何も映らなかった。何かを見た青年たちが突然走り出して映像は終了してしまう。終盤の脱走シーンは、正直「酔う酔う!」と思ったのは秘密だ。

 映像が終わり、何も映っていないようにみえたというアナウンサーと幽霊が映っていたと主張するよしぴよ。そして突然、豆知識を言い始めるよしぴよ。ショッピングセンターでふと見回すと誰もいないような場所には霊が溜まりやすい。勉強になるな。

 

MOディスクとお手紙

 MOディスクて!というツッコミをしたくなったのはさておき、スナッフビデオなんて物騒なことばが聞こえる手紙を読み上げるアナウンサー。そして始まるのは、スナッフビデオとは全く関係なさそうなホームムービーのような映像。(余談だが、出演していた女の子は「佇むモンスター」という映画に出演していた少女ではないか?とおもった)

 突然鳴り響く不気味なサイレン、浮かぶ風船、そして高所からの落下のような映像への切り替わり。

 短いながら、なんとも不気味さを感じさせる映像だった。正直、これは1本目よりもさらに「Backroom」を感じさせるつくりに感じる。その後の手紙で、親子の死亡も示唆させてくる。

 よしぴよはこの映像にたいして、100人いれば100通りの感想があり、自分からこうだということは言えない、などと曖昧な回答を残す。「表の歴史と裏の歴史」という、全く関係のない話ではないかと感じさせる話も繰り出す。「死体画像」との関連性については祓除師としての役割と関係ないからとスルーするよしぴよ。仕事しろ!と思ったのは私だけではないだろう。

 

中継でのリモート祓除

 次の祓除は中継で、ということで、なにも知らされぬまま中継が始まる。男性アナウンサーと、一般女性が画面に映り、その女性が抱える悲しい母の死についての話を受ける。映像をカメラ越しに見て、よしぴよはリモート祓除を行うという。

 いわくつきの映像を中継で流すというのも画期的(祓除というイベント自体も同じ構図だが)でありながら、さらにリモートで祓除を行うという、現代的で新しすぎるシーンが展開される。

 映像自体は、途中で音声が途切れているところが気になるものの、それ以外にはこれといっておかしなところは見当たらない。しかし、中継先の女性はそこに母が映っているという。
 ここからのやりとりは、やや上手く言っておらず、中継だからというよりは中継先が録画だからだろうかと思ったのだが、これは演出上のミスなのかそうでないのかは不明だ。

 よしぴよのリモート祓除がおわり、再度映像を視聴すると、そこには先程女性が「母が映っている」と言った箇所に明らかに異形のなにかが。そしてノイズとともに停止する映像。女性は「母じゃない」と言っているのに、よしぴよは「それがお母さんです。これで調和されました」と言い張り、中継を無理やり打ち切る。

 ここで、とうとう明らかによしぴよの祓除という行為が「禍々しいものを呼び寄せているのではないか」という懸念が具体化された。

 

 余談だが、中継先の家庭の後ろに見える床の間がやけに不穏で怪しいのが気になった。

 

世界の衝撃映像みたいな番組に送るわけがない恐怖の山道ドライブ

 暗闇のドライブ映像が始まる。かすかに聞こえる赤ん坊の声と真っ暗な夜道。それだけなのに、とてつもなく怖い。そして現れるサラリーマンらしき男。お前はこんな山の中で何をしていたんだと言いたいところだが、そんな疑問もラストには吹き飛ぶ。

 赤ん坊の声、なり続ける助手席のシートべルトエラー音、鎌を持って走る男、走り続ける車。これはもう、非常にレベルが高い恐怖映像だ。正直に言うと、フェイクドキュメンタリー「Q」シリーズのS1のQ8「光の聖域」とS2のQ2「プランC」を足し合わせたような雰囲気を感じた。

 ※投稿後追記:光の聖域と同じロケ地である可能性が高いことがXで判明している。特に意味があるというわけではなく、ファンサービスかなと思うw

 こんな恐怖映像を見せておいて、よしぴよはというと、チャンネルが既に合っているならなにか違った見え方がしただろうというものの、これはいいから次に、とスルーしてしまう。仕事しろ!

 

防犯カメラをスマホで撮影した心霊番組の投稿映像

 毎日同じ時間、同じ場所を歩くという女性の霊を撮影した映像が3回分流される。1回目の映像はただの一般女性に見えたが、2回目はチラつく画面と、上体を動かさずじわりじわりと近づいてくる女性がやけに不気味に感じさせられ、3回目には女性の顔が歪んで(カメラを見て笑っている?)ようにみえて映像は終了した。3回目の途中には「ん、ん、ん、んー」と、リズムに載っているような男性の低い声が聞こえていた。

 ※投稿後追記:iPhoneのマナーモード着信時のバイブ音ではないかという指摘をいただきました。たしかに、何かを叩くような音も聞こえるため、机の上の携帯がバイブで鳴っている音と聞くとその通りに聞こえます。

 これもまた、短いながらも不気味な映像だった。あの女性が心霊なのか、そうでないのか。それは映像だけでは判別できないが、たしかに3回目はなにかおかしな現象が起きていた。

 よしぴよはこれに対して「この映像に関してだけは一概にそう(心霊)とは言えない。この映像を撮った人は私と同じ何かが見える人のような気がします」と言う。どういうことだ?と疑問が頭に浮かぶ。

 「うっすら笑っているようにみえたのはメッセージでは?」というアナウンサーを叱責するよしぴよ。みんながチャンネルを合わせるのに集中してほしいという。なんなのだ?なにを見せられているのだ?という疑問がどんどん増幅されていく。そして最後の映像がはじまる。

 

担当者不明のビデオ

 ナレーションも入り、なんだか「放送禁止」シリーズのような始まりを見せる映像が始まる。ゴミ屋敷の床下にあった鉄製扉の先に、半ばミイラ化した遺体があったという。遺体の写真も映し出される。真っ白な防護服にガスマスク。そして、右手の先にはノストラダムスの大予言についての書籍らしきものが。

おそらくこの書影。「残された希望編」になにか意味があるのか。

 先程、半ばミイラ化した遺体、と言っていたにも関わらず、実は彼には発見時まだ息があったということで、意識混濁のまま救出3日後に心不全により死亡したという。

 そしてここから、この遺体の人物、A氏が実際に記録した映像が流される。99年7月のカレンダーから始まるこの映像、ハッキリ言ってめちゃくちゃクオリティが高い。これ一本で、フェイクドキュメンタリー「Q」の一作にもってきても遜色ないくらい素晴らしい。99年という空気感の再現度も素晴らしいし。

 ノストラダムスの大予言を強迫観念により信じてしまっている、というナレーションが当てられるも、どうみても映像の中ではなにか異常なことが起きている。異様な人影、衝撃音、開かない扉、繋がらぬラジオ。徐々に発狂していくA氏を見ながら、彼が「12年間どうやって生きてきたのか」という壮大な謎を残し、映像は終了する。

 正直言って、私はこの映像でかなり興奮した。かなり気合の入った一作だった。これだけでも配信を買った甲斐があると思わされたくらいだ。

 この映像に対してよしぴよは、映っていたのが「人ではないなにかだ」と結論づける。会場にいる人々を見渡して、みんな「チャンネルが合った状態だ」と言い切る。もう引き返せない状態のようだ。

 

最後の祓除

 そして、最後の祓除が行われる。「スクリーンをごらんください」と言い、改めてあの白い花畑がうつる。

2回目の花畑。1回目と同じだろうか。やはり立体視できるように感じるが見えるものはない。

 必至に念じているよしぴよ。彼の周りに、なにか黒いモヤのような、人影のようなものが見えたような気がした。長く続く祈りの横で、寒そうにするアナウンサー。そしてとうとうよしぴよから最後の言葉が。

「設定完了です。皆さんの調和が達成されました。おめでとうございます」

 さっそうと帰るよしぴよ、戸惑いながら苦笑するアナウンサーがイベントの終了を告げ、戸惑いを感じさせるまばらな拍手とともに配信も幕を閉じる。

 最後のメッセージはどうかんがえても「お憑かれさまでした」じゃないかと感じさせるエンドだった。

 

このイベントの表テーマと裏テーマ

 やはりどう考えても、このイベントは「なにか邪悪なものを拡散するため」に行われているとしか思えない。そしてこれはよしぴよが一人で勝手にやっていることではなく、テレビ東京というものが一丸となってやっていること。既に多くの人が関わってこれを作り上げているという認識が重要だろう。

 よしぴよを含む、テレビ東京側の出演者や制作陣というのは全てなにかの怪異の影響下にある状態だと思ってよいのではないか。だからこそ、なんの疑問もなく祓除なる謎のイベントを着々と進めて言っている。

 この、無意識の内に人々が動かされているというような描写は、制作に携わる背筋氏の「近畿地方のある場所について」でも見られたため、その影響があるのではないかと感じた部分だった。

 アンテナを張る、調和する、などと言い続けるよしぴよ。そうすることでチャンネルを合わせて神や鬼を見ることができるようになる。これは、そうやってこの祓除というイベントを通して、より多くの人を、電波を通して世界中をそういった大いなる存在に近づけようという行為でしかなかったのだろう。

 

 ……というのが、作品としてのテーマ。呪い拡散系心霊作品としてのあり方だ。ただ、もう一歩踏み込んで、この作品でテレ東はなにをしたかったのかを考えたい。

 テレ東の大森時生Pはこれまで、数々の「奇怪な」番組を作ってきた。若さのある彼だから採用している、というだけではなく、テレ東としても彼にそういったコンテンツを任せたいという考えに足るなにかがあるのだろう。

 アンテナを張る、チャンネルを合わせる。これらはテレビ/ラジオ用語と言えるだろう。祓除イベントステージ中央部にこれ見よがしに配置されたアンテナ。これも、テレビ受信に使用するUHFアンテナだった。また、アンテナを張るとは、新たな情報などを目ざとくキャッチするような様にも使われる表現だ。

 ここからは私の勝手な考えで的はずれかもしれないが、今回のような「不気味で趣旨の分からない作品」というのでも、現代ではこれを好んで楽しんでいる人たちが増えてきていると思う。(私も含めて)彼らは彼らなりに「アンテナを張り」その作品の内容に「チャンネルをあわせ(調和し)」彼らなりに作品を楽しんでいるのだ。テレ東が目指すものとしてそのように、「もっと複雑で、それでいて面白いコンテンツ」というものをもっと楽しんでほしい。というような願いが隠されているのではないだろうか。

 なんだか、恐怖度を引き下げてしまうような発想かもしれないが、作品の目指すものの一つとして、私なりの答えとして提示させてもらった。

 

各映像に残された謎

祓除映像

 白い花の映像。これについては、正直私はわからなかった。じっと見つめることで、白い花のあつまりが人間のような形にみえる、なども考えられるがだからといってどうだというのはわかっていない。

 しかし、最後の祓除では、よしぴよのまわりに明らかに黒いモヤのようなものが見えていた。これは、イベントを通して、チャンネルがあったものには「人ならざるものが見えるようになっただろう」という表現だったのではないかと思う。だからこそ、最後の「設定完了」だったわけだ。

 テレビを買って、見る前には、設定をしなければ見ることができない。祓除というイベントは、その設定をおこなっていたわけだ。

 

ショッピングモール

 これも正直、なにか隠された意図があるかというのは全く分からなかった。まあなかなか不気味で怖いものだというくらいだ。

 映像を見せた時点では「まだわからないだろう」なんて言っていたのが、最後の映像が終わるころには「今最初の映像を見ればなにか見えるはずだ」と言っていたので、そういったチャンネルがあったかどうかの「テスト接続」用の映像だったとでもいうのだろうか。

 

風船

 けたたましいサイレンと風船。そして落下映像。とても、現実世界の映像とは思えないこの作品も謎が多い。

 サイレンは誰が鳴らしているのか、その目的は、そして風船はいったいなんだったのか。伊藤潤二の「人間風船」を思い出されたが流石に関係ないだろう。

 よしぴよが表の歴史と裏の歴史について言及するのはこの作品だった。彼が言いたいのは、この映像が「裏の歴史」を表しているということなのだろうか。祓除師の役割外だからと退ける彼の振る舞いにヒントがありそうだが……。

 

中継リモート祓除

 これは、かなり意図するものがわかりやすい作品だった。よしぴよがやっていることが実は邪悪なことなのではないかという演出がまずひとつ。

 もうひとつ、「リモートによる祓除(邪悪なもの)」が有効であるということが示されている。これはつまり、このイベントを配信で見ている人々も、影響下にあるということの暗示ではないだろうか。

 

恐怖の深夜ドライブ

 この映像で気になるのは、字幕に載っていなかった言葉だった。序盤、運転しているとおもわれる男性、赤子になにか話しかけている様子だが、なんと言っていたが絶妙に聞き取れなかった。「◯◯好きだもんねぇ」「帰って寝ようね」などと本当に赤子に話しかけていたように感じたが、合っているとしたらその後なぜあのようなことが起きたのか。

 サラリーマンらしき男が乗り込んでからも赤子の名前?を「ゆうです」と紹介したりするが、赤子の声が突然大人の男性らしき声に変わり、サラリーマンらしき男は発狂して車を飛び出す。

 運転していた男がそもそもおかしかったのか?なぜ車を止めたのか?

 最後聞こえていたのは、助手席のエラー音と、赤子の声だけだった。

 よしぴよ曰く、チャンネルがあっていれば視覚以外でも感知できるようになるのだという。五感を研ぎ澄まして楽しめというメッセージだろうか。

 

防犯カメラ

 これについては、こうではないかという答えを私なりにもっている。

 よしぴよは、この撮影者が自分に近いような人間だというようなことをいう。曖昧な表現をしているが、これはもしかすると、撮影者が「祓除」の能力を持っていたということではないか。そして、この映像は「祓除」を実践した映像ではないだろうか。

 3回目の映像で聞こえる男性の低い声。これは、よしぴよが祓除で呟く呪文のようなものと近いものではないか。撮影者は祓除の対象をあの女にしていて、それで彼女は顔が歪み、人ならざるものに近づかれてしまっているのでは、と。

 ※投稿後追記:先述の通り、男性の声と思っていたものは携帯のバイブ音の可能性が高そうなため、この考えはちょっと微妙かもしれませんねw でも、個人的には気に入っている考えです

 

ノストラダムスの大予言

 この映像では、ラジオがアイテムとして登場する。アンテナを必至に立てて、部屋を歩き回るが、最初は聞こえていた放送もいずれ聞こえなくなる。

 正直、この作品は「フィルムインフェルノ」を彷彿とさせる状況だ。この部屋は既に異界のような場所、つまりこの世ならざる場所とリンクしてしまっているとしか思えない。

 よしぴよが、アンテナを立てれば…と言っていた通り、彼はアンテナを立てすぎたのではないだろうか。壁に映る人影も、外から聞こえる異音も、この世ならざるものからの接触だったのでは。

 これは、祓除が達成されたときに見える景色を表しているのではないかとも感じられた。人ならざるものの世界と繋がった彼に、現世のルールというものは通用せず、その御蔭で、12年という長い年月を生き延びることができたのではないか。

 彼は何と会話し、何を計算して、「あと10年は保つから大丈夫」と言い放ったのだろう。謎ばかりが増幅されていく。

 

まとめ

 結局のところ、いくつかの指針となるものはあるのだが、細かいところは「何も分からなかった」というほかない。

 しかし、こんな挑戦的な企画を、リアルタイム生配信という形で、有料で楽しんだ人が非常に多く見られた。この事実は、放送禁止シリーズやフェイクドキュメンタリー「Q」シリーズを楽しんでいるものとして、非常に興奮するものだ。

 新たな形でのホラー、モキュメンタリーなどのジャンルがより発展することを願い、この記事を締めたいと思う。