ささざめブログ

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【漫画】魔入りました!入間くん 35巻/ 魔界の主役は我々だ! 16巻の感想

2023年12月7日発売の魔入間35巻と魔主役16巻の感想です。ネタバレ注意!

魔入りました!入間くん 35巻

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マジでリアルに3回は泣いた。

前巻ラスト、とうとう再会してしまったキリヲ先輩との緊張の瞬間からスタートする35巻。入間が人間であるということがとうとうアズくんにも明かされてしまうか……という緊張の瞬間に轟く「ポンポコピロピロペケポン♪」で一気に緊張の糸が切れる。クララ~~おまえ~~(涙)

あまりにもキュートすぎるシュラ姫を巻き込んだ大狂言も達成されてしまって、魔界の行先には一気に暗雲が立ち込める展開。どんどんスケールが大きくなっていくというか、ほんと、この漫画どこまで続くんだろうか……と気が遠くなってくる思いで読み進める。

でも、寝てる入間を心配して見に来る皆の姿でめちゃくちゃ癒やされる。緩急が凄い。カルエゴ先生の苦悩や葛藤も今後出てくるんだろうな。未来が楽しみすぎる。

そして、満を持して登場するおじいちゃん。寝ている入間に優しく語りかけるその姿で涙が。オペラさんと川の字で寝るのとかもう、最高でしょ!なんなの!


デビキュラム編も終わり、久々の日常はクララの来訪とともに訪れる。そして、久々のクララ能力空間で子供になる一同。ここのみんなの叫びでまた泣く。

なんやかんやあって35巻ラストはバチコ師匠のご実家訪問。なに?お父様へのご挨拶なの?と、バチコ推しな私はちょっとワクワク。そしてあまりにも怖すぎる大頭領。デザインが秀逸すぎるし、ここにきてまだ新たな強者が隠れてるのかよ……と驚愕。


まじで、魔界、層が厚すぎない……? こんなの、人間一瞬で滅んじゃうよ……?


冗談はさておき、入間と大頭領の邂逅。そして溢れ出るバチコへの想い。入間くんの独白でもうわたしゃ号泣ですよ。そしてこのときのバチコの姿、あまりにも可愛すぎるだろ!なんなんだよ!!

表紙を飾った通り、最後はバチコがバッチリ決めた35巻だった。あぁ、早く先が読みたい……。


魔界の主役は我々だ! 16巻

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本編が壮絶で壮大な展開を見せている中、「生徒会の抜き打ち検査」という題材で相変わらずなおバカギャグ回からスタートする魔主役16巻。

売店員のカムカムさんやら、拷問学のマルバス先生やら、みんな大好きバラム先生など、本編キャラの活躍も見られて大満足な一冊だった。

特にクレイジーだったのは、第169話の架空請求回。いやどういう原理???と頭の中にハテナが無限に湧き出ながら、まあ皆納得しているならそれでいいけど……と自分を無理やり納得させて読んだほど。
究極召喚獣架空請求ドラゴンが出てきた下のコマ、YES!!の文字と、「お悩み解決!」「またひとり"救済(すく)"っちまったな…!」のセリフがとても良かった。


終盤は悪周期回。真面目ポジションだったはずなのに最近崩壊気味なロボロの悪周期。

バイオレンスなホラー回となっていて、かなり緊張感のある漫画に仕上がっていて。これ、ほんとに魔主役か……?本編じゃねぇのか……?となるほど。
でも、バラム先生が出てくると一気になんとかしてくれそうと安心しちゃうよね。

「呪」の札を下げたロボロのデザインもかっこよく、漫画力が見せつけられた回だった。魔主役もまだまだ安泰だなぁ。