2024/4/8発売の魔入間37巻の感想です。ネタバレ注意!
ちなみに、ここ最近は魔主役と同時刊行が続いていたけれど、今回は新規外伝の『魔入りました!入間くん外伝 ーカルエゴ編ー』と同時だったみたいです。入間くん関連作品だけで雑誌が1つできるんじゃというくらいになってきている気がしますね……w
今のところ、本編と魔主役以外の作品にまでは手が伸ばせていないのですが、いずれ読んでみたい!
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前巻の感想
今回のみどころ
36巻ラストで、待望の「海」回が到来。新キャラクターも登場して、ワクワクする展開からスタートの37巻。表紙も海!な感じ満載ですね!でも、入間くんの爽やかな水色髪に対して、着ている水着のダークなパープルな感じで、悪魔感が出ていてナイスです。
冒頭からギャグ回なのかバトル回なのかなんだかわからないハチャメチャ具合のなか、オペラとカルエゴがお料理スキルを炸裂させてたり、問題児クラスの面々が活躍してたりしていなかったりと楽しい展開が続きます。
イルマ軍3人の完璧コンビネーションも見せつけて、皆の成長を実感させつつも、元13冠候補のゼブブラと新13冠メフィストの圧倒的強さも表現。特にメフィストの強さは底が知れず、今後敵対したらどうなっていくのか、と心配になるほど。しっかりイルマも気に入られてしまい、ご愁傷さまと感想をもらすブラちゃんが印象的。
海回のあとは、ラブコメ要素をドカッと持ってきます。
デビキュラムの一件で、完全に恋に落ちてしまい重い愛を見せるシュラ姫と、それを受け止めるバール。バールにはもちろん黒い思惑が渦巻いているのだろうけれど、わずかに応援してしまいたくなるような雰囲気もあり、複雑な感情になるエピソードでした。
六指衆組がワイワイやってるのは新鮮なので、彼らのファンは嬉しい回なのかも知れないですねw
続いて、視点はイルマくん側に移り、今度はイルマとアメリの恋模様。こちらはアメリパパ・アンリの視点で、娘をたぶらかすイルマという男が改めてどんなヤツなのかが描かれました。アンリの回想の中で、妻・メリーゼの存在も登場するなど、必見の回。
娘のことをどう思ってるんだと聞かれ、満面の笑みで恥ずかしくなるようなことを言いまくるイルマの気持ちよさに胸を打たれますが、最後にはしっかり落としてくれるので安心(?)です。
最後は師団披露(バトラパーティー)の話題に。前年、キリヲ先輩のあの一件があったバトラパーティー がとうとう今年もやってきました。
早速見開きで見せつけられる、魔具研師団の現状で笑わせられつつ、サブノック・サブロの妹シルビアの大活躍が期待させられるような展開で37巻は終了。続きがかなり楽しみですね!
まとめ
ここ数巻で激動のドラマが多かった入間くん本編でしたが、今巻は海に恋愛に青春にと、やや小休止的な展開でありながらもより世界を丁寧に描写したり、各キャラクターの内情に迫った巻だったような気がします。
イルマ・アズくん・クララの3人が一緒に映るコマも多くて、とっても楽しい巻でした。
次巻はおそらくバトラパーティー本番でしょうか? すでに今から楽しみです!