気力を失ったときに書く、どうでもいいことをつぶやく記事です。
一番おもしろいひらがなについての議論は無駄
この世に、無駄なことなんてないという人もいるが、私は明確に無駄だと思っているものがいくつかある。「一番おもしろいひらがなはなに?」という質問は、その一つだ。
なぜなら、そんなの「ぬ」に決まっているからだ。異論の余地なし。なんの議論にもならないことが明白だ。
なぜ「ぬ」なのか、説明するのも野暮だがあえていうと、
・絶妙に丸いフォルム
・「め」というひらがなが存在するのにも関わらず、その「め」の最後だけをちょろんと丸めただけのくせに50音に陣取っている。「ぬ」は な行 で、「め」 は ま行。つまり、「ぬ」のほうが50音表で先に来る。さらに、いろは歌でも、「いろはにほへとちり”ぬ”るを」とかなり序盤に登場してくるところ
・響き。「ぬ」と一言だけ言っても面白いし、「ぬぬぬぬぬぬぬぬ」と連呼しても面白いし、「ぬー」と伸ばしても面白いし、「ぬ”」と濁点を付けても面白いところ
・ぬるぬる、ぬめぬめなど、なんだか陰湿で気持ちの悪いものを表現するときに使われガチな不憫さ
・カタカナの「ヌ」も、なんか微妙にはみ出たちょんがばかみたいなところ
書いているうちに本当に「ぬ」が「NU」なのか自信が持てなくなってきたところで切り上げるが、この議論はもう無駄であることは伝わったかと思う。
なお、この説を最も強く補強しているのが、『ボボボーボ・ボーボボ』だ。
「ぬ」のハンカチだ。やはり、澤井啓夫先生、お目が高い。この伝説の漫画のお墨付きがあれば、間違いないだろう。
余談だが、「ぬ」の次に面白いのは「ぺ」だ。