今日もX(ツイッター)をダラダラと眺めていたら、激烈におバズりなされている漫画があった。
こんな私が聴きたい曲 pic.twitter.com/zihhYt84fl
— 新井すみこ (@agu_knzm) 2023年11月5日
こんな漫画に出会った日には、中高生の青春を謳歌している諸君なんて、それはもう阿鼻叫喚だろう。僕の、私の漫画だ、となるに違いない。おじさんの私もちょっとときめいたのだから。
今日は、こんな時に聴きたい曲がなんなのか、考えてみたいと思う。ちなみに、私のファーストアンサーは、ダイナミック自演ズ『人生はめんどくさい』。
ハチャメチャに元気が出るし、実際人生はめんどくさいし、でもちょっと前向いてやってもいいかな、って気にさせられるだろう。
ここからは、思いついたものからどんどん挙げていく。なお、ほぼふざけているので注意されたし。
ナンバーガール
もうこの激情と青春は、ナンバーガールだろう。友人への感謝と妬みと自己嫌悪で押しつぶされそうなところを、吹き飛ばしてくれるのは彼らしかいない。
なお、次点でアジカンでも可とする。
陰陽座
くすんだ心を清らかに晴らしたいのなら、陰陽座Vo黒猫の透き通った声を聴くのが良いだろう。そして、翌日から着物を着て登校しよう。日本人の心を取り戻すのだ。
GALNERYUS
自分が周りより劣っているように感じてしまうなら、ガルネリの超絶技巧に酔いしれればよい。この神々しさすら覚える音楽を聴けば、自分だけでなく、同級生など全員カス同然だと気づくことができるだろう。
平沢進
そもそも、その思考に意味はあるのか? その友人たちは本当に実在するのか? 救済を求めるなら、平沢進を聴け。P-MODELも可。
ゆらゆら帝国
怒りを抱えているなら、ゆらゆら帝国を聴こう。聴きながらえんぴつをひたすら彫刻刀で研ぎ澄まそう。同級生の冷蔵庫の中身を全部食っちまっても良い。グレープフルーツちょうだいと言い回れ。
DIR EN GREY
なにもかも許せない。世界なんて消えてしまえば良い。殺意の衝動に駆られる。そんなあなたは、DIR EN GREYを聴くべきだ。
どんなに病んでいても、DIRを聴いているならそれだけで許される。そういう音楽だ。(関係ないけど、SAKUのPVは何度見ても怖すぎる)
ここまでの曲を全て聴けば、「こんなとき何を聴いたらいいんだっけ?」なんて下らない発想は全て消え去るだろう。圧倒的衝動に包まれるはずだ。さあ、若者よ。立ち上がれ。