ささざめブログ

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黒歴史を晒すことで人生と向き合ってみた

日記です。

黒歴史を晒すことで人生と向き合ってみた

かれこれ30年ほど生きてきた私ですが、それはもう沢山の黒歴史を抱えていて、たまに思い出しては頭を抱えてしまいます。

最近は、そんなときに「ハッ!」と息を吸ってなんとなくリセットしている気分になるのですが、その程度ではどうにもならないことのほうが大半。

そんなわけで、今日はいっそ荒療治だと、よく思い出す黒歴史/恥ずかしかった出来事を晒して、笑い話として消化しようじゃないかと思ってみたわけです。さて、では早速振り返っていきます。

中学生時代、体育祭中、知らない女子に「写真撮って~」と言われたので「いいよー」と言ってピースをしたら、単に撮影係の依頼をされただけだった

なんでそんな勘違いしたのか今でも謎なんですが、定期的に思い出しては恥ずかしくなります。自分のことをかっこいいと思いこんでいた時期だったのかも知れない。今や鏡を直視できないほどなのに……。

同じ体育祭で、他のクラスのクラスTシャツに「卍解」って書いてあって、当時ブリーチを一切知らなかった私は友達に「"まんじげ"ってなに?」と聞いたのもたまに思い出します(こっちは別に恥ずかしくない)。

自己紹介で謎のボケ「ジャンガリアン・ハムスターに似てるって言われます」

高校入学初日。自己紹介する流れになると、なぜか当時の担任が自己紹介の項目に「似ている芸能人」なんてのを入れてたもんだから、当時の私は頭をフル回転させなんとか笑いをとらなければと必死に。

その結果、出てきたのが「ジャンガリアン・ハムスターに似てるってよく言われます」。全く記憶にはないですが、小笑いは取れた気がしますが、なにが面白いと思ったのか一切不明です。

ちなみに、ジャンガリアン・ハムスターに似てると言われたことは今のところありません。

We Will Rock Youの苦い思い出3連発

名曲『We Will Rock You』には、苦い思い出が3つもあります。

1つは、中学生時代。これも球技大会かなにかのときの思い出なのですが、試合などには一切興味のなかった私は、隅で友人とふざけて遊んでいました。

そんななかふと思いついた、当時大流行していた「世界のナベアツ」の3の倍数と3がつく数字のときだけ馬鹿になるネタの新作を友人に披露します。

ズンズンチャ、ズンズンチャ、1・2・さぁん!、1・2・さぁん!、We will We will ろく・きゅう!

途端、近くにいた大して仲の良くない生徒たちの視線が深々と突き刺さりました。どうやら声がデカすぎたようです。

次も学生時代。こんどは高校時代。当時軽音楽部で、別に人気があったわけでもないのですが、なんか地味に目立っていた私は、文化祭のOPの出し物で一人、We Will Rock Youを歌うことに。回りには他の部員たちがバケツを叩いて、なぜか私が一人で歌います。

今思えば、なんでそんな企画になったのか、誰が言い出したのかとかも何も全く思い出せないのですが、もし自分が率先してやると言い出したんだとしたら、あまりにも恥ずかしいなと大きな黒歴史になっているわけです。

まあとはいえ、別にパフォーマンスとしてオオハズシしたわけではないとは思うのですが、その次のやつは完全にハズシた記憶です。

高校卒業後、半端に音楽活動を継続していた私ですが、ある日、「ハードロックカフェ」で演奏をする機会をいただきました。当時たまたま声をかけてくださった先輩ミュージシャンとのユニットでの出演だったのですが、出番の直前に急遽曲を増やしてくれという依頼が。

しかも、日本語の曲じゃだめだということで、どうしようかとなったところで「じゃあ僕一曲いきます!」とでしゃばりが。そう。そこで歌ったのがWe Will Rock You。

歌詞が適当でもなんとでもごまかせた文化祭ライブと違って、こっちはガチの外国人がPAにも客にもいて、今思えばなんでそんなことをしたんだと、もし自分がそこにいたらぶん殴ってでも止めさせたいのですが、当時の私はそんなことは何も気にせず一曲歌いきりました。

正直、その瞬間の反応とかは一切覚えておらずなのですが、この曲を歌ってしまったということだけがとにかく心残りで、思い出すたびに悲しい気持ちになります。まあ、その後別の曲とかでは多少お客さんも寄ってきてくれたりして、それなりのパフォーマンスが出来たとは思うのですが……。

しかもこのハードロックカフェ事件は、このあとまたもう一個黒歴史があって、絶対興味ないであろうスタッフの人と「ありがとうございました!」って言って、一流ミュージシャンみたいな握手しちゃって嫌な思いさせただろうなと絶望したりします。いい経験では合ったものの、人生でもっとも忘れたい一件の1つです。

人生初のTVインタビューで失敗

これはさっきの話と比べたらずいぶんあっさりとしてますが、テレビでインタビューを受けている人を見るたびに思い出して頭を抱える話です。

ある日、後輩と談笑しながら歩いていると、進行方向から、大きなカメラを抱えた撮影クルーがずんずんとこちらに近づいてくる。

「こんにちは~ すごい笑ってらっしゃいましたけど何で笑ってたんですか?」

急に馴れ馴れしく話しかけてきたディレクター。しかし、TVじゃん!と舞い上がった私は、オタクならではの早口でまくし立てます。

「いやーデュフッw ちょっとゲームの話しで盛り上がっててデュフッw」

全然うまく話せず、気づけば「ありがとうございました~」と去っていくディレクター。その後、一緒に歩いていた後輩と何を話したか一切思い出せないのですが、なんとも悲しい思い出です。

この後輩、伊集院光の大ファンだったのですが、「三題噺しましょうよ」って言われて、全然おもしろいこと言えなかったのも覚えていて悲しい気持ちになります。いやなんかこんなんばっかやなw

まとめ

他にもまだまだ黒歴史はいっぱいあるのですが、ダメージがやばいことになってきたので今日はコレくらいにしておこうと思います。

まあしかしあれですね、実際にこうやって書き出してみると案外たいしたことないじゃんと思われるのかもな、とも思います。こうやって吐露するのも悪くないのかも知れないですね。

また、黒歴史に押しつぶされそうになった頃に続きを書いてみようと思っています。